セルラー IoT
LTE-M とナローバンド IoT(NB-IoT)へのアクセスの透明性を高め、よりシンプルに
セルラー IoT について
モノのインターネット(IoT)は、 21 世紀の最も重要な機能のひとつになりつつあります。あらゆる種類の製品や機器と接続し、膨大な量の機器やサービスの間での通信を確立しています。IoT はあらゆる人々にさまざまな形で極めて大きな便益をもたらします。
この大きな可能性を解き放つ技術は、リスクを取ってイノベーションに注力してきた企業のグループが、労力、時間、技術、資金を継続的に投資してきた成果です。
これらの企業は研究開発の成果を営業秘密にするのではなく、特許発明として公開し、セルラー IoT(c-IoT)分野の他社と連携してオープン標準として技術を集約しました。これにより、多数の組織が c-IoT ネットワークや c-IoT 製品の構築方法を学ぶことができました。こうしたプロセスを通じて、世界中の人々に利益がもたらされ、暮らしが改善されています。
IoT ライセンス:モノのインターネットの特許について知っておくべきこと
モノのインターネットとライセンスは、多くの企業にとって重要な課題です。イノベータは、知識を共有する代わりに、特許技術を実施した製品を製造する企業に対し、公正かつ合理的な範囲でロイヤリティを要求する権利があります。
オープン標準のイノベーションはエコシステムです。発明と実施、投資と報酬の間でバランスを取ることが求められ、すべての要素が相互に連動し、依存し合っています。
このパテントプールを構築することで、参加している 特許権者 はシンプルなワンストップショッピングを提供し、LTE-M およびナローバンド IoT(NB-IoT)規格の実装に不可欠な、関連するすべての 特許 のライセンスを与えています。
モノのインターネットのロイヤリティ
このライセンスでは、SEP(標準必須特許)の下で LTE IoT などの特定の技術を標準化することが可能になります。これにより、従来必要だった多数の個別交渉やライセンス契約、販売報告義務、請求処 理が、単一のライセンスに統合され、1 回の報告、1 回のロイヤリティの支払いで完結するようになります。
この単一のライセンスにより、実施者は他者の知的財産権を懸念することなく、安心して LTE-M や NB-IoT を製品の設計や機能に最適な通信技術として選定できるようになります。これにより、業界は成長に必要な自由を得ることができます。
シズベルは、このパテントプールの独立した管理者として、パートナーをサポートし、イノベータと実施者の双方にとって有効な商業的ソリューションを提供し、特許権者 が自身のイノベーションに対し公正な対価が得られるよう保証するとともに、技術採択の推進を支援しています。このようにして、シズベルはイノベーションの促進に貢献しています。
詳細については、 ライセンス条件 ページをご覧ください。
IoT 機器メーカーの方へ
貴社の製品が NB-IoT または LTE-M を使用している場合、この技術を使用するための法的要件と、利用可能なシンプルかつ効率的なソリューションについて把握しておく必要があります。詳細については、 iotpatentpool.comをご参照ください。このサイトでは特許、規格、パテントプール、ライセンスに関する基本事項をわかりやすく解説しており、シズベルのセルラー IoT パテントプールがいかに皆様の安心を支え、 事業運営に注力できる環境を提供するるかをご理解いただけます。
詳細については、以下の入門編のビデオと、 iotpatentpool.com をご参照ください。
特許権者
シズベルセルラー IoT プログラムは、以下の組織が保有する LTE-M および NB-IoT 標準必須特許(SEP)のライセンスを提供します:
ASUSTek Computer Inc.
BlackBerry Limited
China Mobile Communications Group Co., Ltd.
Datang Mobile Communications Equipment Co., Ltd.
Deutsche Telekom AG
Dolby International AB*
Electronic and Telecommunication Research Institute
Harfang IP Investment Corporation
HFI Innovation Inc.(MediaTek, Inc. の関連会社)
Huawei Technologies Co., Ltd.
Innovative Sonic Limited
JVCKENWOOD Corporation
KDDI Corporation
Koninklijke KPN N.V.
KT Corporation
Kyocera Corporation
LG Electronics Inc.
Mitsubishi Electric Corporation
NEC Corporation
NTT DOCOMO, Inc.
Optis Cellular Technology, LLC
Optis Wireless Technology, LLC
Orange S.A.
Panasonic Holdings Corporation
Pantech Corporation
Shanghai Langbo Communication Technology Co., Ltd
Sisvel International S.A.
SK Telecom Co. Ltd.
Sony Group Corporation
TCL Communication Technology Holdings Limited
Telefonaktiebolaget LM Ericsson
Telefónica S.A.
Unwired Planet, LLC
Unwired Planet International Limited
Verizon Patent & Licensing Inc.
Vodafone Group Services Limited
ZTE Corporation
* VIA Licensing Alliance LLC およびその子会社が保有する特許を除きます。
特許
シズベルは、ライセンスプログラムに参加している特許権者が保有するすべての LTE-M および NB-IoT 標準必須特許(「SEP」)に対して非独占的ライセンスを付与する権利を有します。
シズベルのセルラー IoT プログラムに含まれる SEP は、独立した特許評価者による必須性評価プロセスを経ています。この 特許のリスト には、これまでに評価された SEP が含まれており、新たな評価が終了した際、随時補足および更新されます。このリストは、網羅的または限定的なものではありません。
関連する条件については、 サブライセンス契約書 をご参照ください。
ライセンス対象の規格 |
|---|
LTE-M には、Cat-M(Cat-M1/Cat-M2)デバイスカテゴリに適用される 4G 規格の一部が含まれます。 NB-IoT には、Cat-NB(Cat-NB1/Cat-NB2)デバイスカテゴリに適用される 4G 規格の一部が含まれます。 |
ライセンス条件
シズベルのセルラー IoT プログラムのロイヤリティ料率は、次のように製品 1 台当たりの販売価格に基づいています。
製品 1 台当たりのロイヤリティ | |
|---|---|
NB-IoT | |
- 販売価格 6 米ドル以下 | 0.08 米ドル |
- 販売価格 6 ~ 20 米ドル | 0.35 米ドル |
- 販売価格 20 米ドル以上 | 0.66 米ドル |
LTE-M* | |
スマートセンサー機器 | |
- 販売価格 6 米ドル以下 | 0.08 米ドル |
- 販売価格 6 ~ 20 米ドル | 0.35 米ドル |
- 販売価格 20 ~ 60 米ドル | 0.66 米ドル |
- 販売価格 60 ~ 130 米ドル ** | 1.33 米ドル |
スマートユーティリティ計測機器 | 2.00 米ドル |
* LTE-M のロイヤリティ料率は、LTE-M と NB-IoT の両方の標準データ接続を備えたマルチモードデバイスにも適用されます。
** 販売価格が 130 米ドルを超える LTE-M スマートセンサー機器に適用されるロイヤリティについては、ご相談ください。
記載されているロイヤリティ料率は、シズベルセルラー IoT プログラムの現在のロイヤリティ体系を示すものであり、市場環境が大幅に変化した場合には変更される可能性があることにご留意ください。
ライセンス契約の全条件は、次の リンクをご参照ください。
FAQ
LTE-M および NB-IoT とは何ですか?
Long Term Evolution(LTE)は、携帯電話通信の大容量化と高速化を目的に 3GPP コンソーシアムによって導入された第 4 世代(4G)無線通信規格です。
LTE-M は LTE Cat M1 または eMTC とも呼ばれる LTE 規格の一種で、バッテリー消費量が少なく、より広い通信範囲を必要とする IoT アプリケーションをサポートするために特別に導入されました。
NB-IoT は、ライセンス帯域で動作し、LTE または GSM 帯域と共存できる狭帯域 LPWAN 技術です。NB-IoT プロトコルは LTE のパラダイムに基づいて構築されており、LTE プロトコルスタックの物理層と上位層のさまざま な構成要素やコンポーネントを再利用します。さらにNB-IoT は、LTE のプロトコルスタック機能を最小限に抑え、IoT アプリケーションの要件に合わせて修正しています。
シズベルのセルラー IoT プログラムに参加している特許権者にはどのような組織がありますか?
最新の参加特許権者リストは、次の リンクをご参照ください。シズベルセルラー IoT プログラムのライセンスは、これらの企業が保有する LTE-M および NB-IoT 規格に不可欠なすべての特許を対象としています。
誰がシズベルセルラー IoT プログラムのライセンスを取得すべきですか?
LTE-M または NB-IoT を実装した IoT 機器を製造している場合、またはそのような機器の市場投入を進めている場合は、当社までお問い合わせのうえ、本プログラムに基づくライセンスを取得することをお勧めします。
ライセンシーがライセンス取得により得られる価値は何ですか?
シズベルセルラー IoT プログラムのライセンスは、現在プログラムに参加している組織( 特許権者を参照)が保有する LTE-M および NB-IoT 規格に不可欠なすべての特許と、今後新たに加わるすべての特許を対象としています。ライセンス契約期間中に、これらの組織が保有する可能性のある、規格に不可欠な新規特許もカバーされます。
どのような製品が対象ですか?
本ライセンスは、完成品およびすぐに使用可能な製品を対象としています。中間製品およ びコンポーネントのライセンスは供与されません。
ライセンスの対象技術は何ですか?
本ライセンスは LTE-M と NB-IoT の両方を対象としています。
ライセンスの対象となる地域はどこですか?
シズベルセルラー IoT プログラムは、世界的なライセンスを提供しています。
ライセンス料はいくらですか?
ライセンス料については、 ライセンス条件をご確認ください。
LTE-MとNB-IoT両方の標準データ接続を搭載した場合のロイヤリティ料率はいくらですか?
LTE-Mロイヤリティ料率にはLTE-MとNB-IoTの両方が含まれています。つまり、LTE-M/NB-IoT 製品には LTE-M ロイヤリティ料率のみが適用されます。
ライセンス取得の手順を教えてください。
最初のステップは、シズベルとライセンシー候補が連絡を取ることです。この後、シズベルは当該プログラムに基づくライセンスの仕組みについてご説明します。ライセンシーは、ライセンスの範囲や対象となる製品などについてご質問いただくことも可能です。
このプロセスは、両当事者がライセンス契約に署名したときに完了します。その後、両当事者は、ライセンス契約期間中、ライセンシーのロイヤリティの報告などに関するやり取りを継続して行います。
ライセンス取得にあたり何を準備すればよいですか?
契約書に署名する準備が整い次第、関連する会社情報(氏名、住所、連絡先など)をご提供ください。シズベルは署名用契約書の作成から署名完了までサポートします。
現在、ライセンス契約のほとんどは電子署名で正式な契約となりますが、紙の書類に署名することも可能です。
ライセンス契約は、ライセンシーとシズベルの双方が契約に署名したときに有効となり、契約期間中、または本契約条件の規定に従い効力を有します。
ライセンスの期間を教えてください。
標準期間は 5 年間です。
ライセンスに基づく報告要件は何ですか?
ライセンシーは、ライセンス対象製品の製造および販売を暦年の四半期ごとに報告する必要があります。
ライセンス取得時の加入料やその他の初期費用はありますか?
ありません。
ロイヤリティ以外に、ライセンスに関連する追加費用はありますか?
ありません。
ライセンスのサブスクリプション料金や使用料はありますか?
ありません。
この契約では、データコンセントレータについて言及しています。データコンセントレータとは何ですか?
データコンセントレータには、データ測定値を送信前に処理する機器が含まれます。データコンセントレータは、センサーやトラッキング、ユーティリティ、計測データを集約・バッファリングし、ネットワーク効率の向上や消費エネルギーの削減を行います。さらに、データのフィルタリング、フォーマット、データの要約/削減、プロトコル変換、セキュリティプロトコルの付与などのデータ処理、または中央情報ハブに向けて情報を送信する前のデータフローの管理や最適化を行います。一部のデータコンセントレータは、シズベルの C-IoT プログラムに基づいてライセンス供与される場 合があります。適用されるライセンスの範囲と制限については、ライセンス条件をご参照ください。
モジュールサプライヤーを通じて、Sisvel Cellular IoT ライセンスを取得するにはどうすればよいですか?
"Sisvelと契約を締結しているサプライヤーからモジュールを購入する場合、モジュール購入時に、完成品を対象とするエンドプロダクトライセンスを取得できる場合があります。ライセンスは、別途サブライセンス契約を締結することにより取得できます。 適用条件やライセンス条件の詳細については、サプライヤーの営業担当者までお問い合わせください。"
すべてのサプライヤーが、モジュール販売時にSisvelライセンスを提供しているのでしょうか?
モジュール販売時に完成品を対象とするライセンスを提供できるのは、Sisvelのライセスフレームワークに参加しているサプライヤーに限られます。提携サプライヤーの一覧はSisvelのウェブサイトでご確認いただくか、サプライヤーが本フレームワークに参加しているかどうかをSisvelに直接ご確認ください。
提携サプライヤーからモジュールを購入した場合、Sisvelライセンスは自動的に付与されますか?
"いいえ。提携サプライヤーからモジュールを購入した場合でも、Sisvelライセンスが自動的に付与されるわけではありません。 購入手続きの一環として、当該サプライヤーを通じてライセンスを取得することに明示的に同意した場合にのみ、ライセンスが付与されます。"
サプライヤーがSisvelと契約していると主張しているものの、Sisvelの一覧に掲載されていない場合はどうすればよいですか ?
その場合は、サプライヤーの契約状況についてSisvelに直接ご確認ください。本プログラムの下でサブライセンス契約を提供できるのは、Sisvelと契約を締結しているサプライヤーに限られます。