シズベルの新任顧問弁護士の紹介
Steve Jedlinski が知財分野でのキャリア、陪審員への特許の説明方法、訴訟経験が紛争の法廷外解決にどう役立つかについて語りました。
3 月、シズベルは Steve Jedlinski を顧問弁護士に任命し、経営幹部チームに新たなメンバーを迎えました。Steve は 15 年以上の弁護士経験を経て、直近では Holland & Knight のシカゴ拠点知財部門でエクイティパートナーを務めていました。
H&K 在籍中の 10 年以上にわたり、Steve は複雑な知的財産および技術関連案件における訴訟弁護士として高い評価を得るとともに、取引および戦略アドバイザーとしても引く手あまたの存在でした。
就任からわずか 2 ヵ月で Sisvel Insights のインタビューに応じた Steve は、知財関連紛争において双方の立場を経験してきたことで、技術紛争の複雑さを整理し、利害関係者の最善の利益にかなう戦略的な商業的解決策を見出す手助けになっていると語りました。また、社内の法務プロセスやライセンスサービスの改善に向けた今後の重点事項についても語りました。
長年の弁護士経験の後に、なぜ顧問弁護士に転身することを決めたのですか。
シズベルに魅力を感じたのは、日々の業務の中心が知的財産である組織の一員になれるという点でした。シズベルは、イノベータが生み出した発明の価値を実現することを支援するという、洗練された理念を掲げる組織です。シズベルはさまざまな先端技術分野で事業を展開しており、成長が期待される領域に多くの機会があると考えています。それは非常に魅力的なことです。
さらに、共通のビジョンに向か って一体となって進むチームの中で、目に見える形で貢献できることに強く惹かれました。これは法律事務所では必ずしも得られる環境ではありません。最後に、私は以前の職務を通じてアメリカでシズベルのメンバー数名と面識があり、一緒に仕事をしたこともあるため、今回、尊敬するプロフェッショナルたちとより緊密に連携できるのは大きな機会だと感じています。
この 2 ヵ月間で実感したのは、シズベルには非常に優れた法務部門があり、高い能力を持つ専門家たちがそろっているということです。
ご自身の経歴と、どのように知財分野に関わるようになったのかを教えてください。
3 度の膝の手術を乗り越えた後、私はノースウェスタン大学で生体医工学(BME)を専攻しながら、大学のサッカーチームでもプレーしていました。大学卒業後は医学部に進学し、最終的には整形外科医になることを目指していました。しかし、複数のプロスポーツチームで整形外科医を務めていた卒業生を含む医療従事者との会話を通じて、その進路を見直すきっかけが生まれました。
医師として成功を収めた人物が、その職業の現状に懸念を示すのを聞いて、私は立ち止まり、他の選択肢を模索し始めました。その頃には研究室での経験も積んでおり、よりスピード感のある環境を求めている自分に気づいていました。幸運にも、弁護士をしていた家族の友人が、自身の事務所の弁理士を紹介してくれたことで、この分野に興味を持つようになりました。
大学卒業後、原告側の集団訴訟を専門とする法律事 務所で 1 年間勤務し、重要かつ複雑な訴訟案件に触れる中で、法科大学院に進学する自信を得ることができました。在籍中には、 Price 対 Philip Morris 訴訟に関与しました。この訴訟はライトシガレットに対する独特な虚偽広告の主張を中心とし、イリノイ州史上最大級の陪審評決の 1 つに繋がりました。
このような高度で重要な訴訟への関与に加え、BME の学習で得た技術的素養と大学スポーツで培った競争心により、「自分にもできる」と実感するようになりました。
法律事務所勤務時代には、どのような業務に注力していましたか。
法科大学院卒業後は、小規模なブティック型の知財事務所に入所し、特許出願業務を中心に、戦略的な助言や多少の訴訟業務も経験しました。こうした実践的な経験に加え、戦略的な特許ポートフォリオ構築に精通した先輩方からの指導を受けたことで、現在も活用している強固な特許の基礎が築かれました。
その後、Holland & Knight に移りました。当初は特許訴訟を主軸にしていましたが、次第に複雑な技術紛争全般に業務範囲を広げていきました。
法律事務所勤務時代には、クライアントとの信頼関係を深め、戦略的アドバイザーとしての地位を築くことを最優先に取り組んでいました。クライアントの事業内容、課題、目標を徹底的に理解しようと努め、その結果、あらゆる課題に対応する社外顧問弁護士として信頼を得ることができました。このアプローチが功を奏し、最終的にはエクイティパートナーにまで昇進することができました。
