シズベル、中小企業のセルラー IoT 特許ライセンス取得を支援する基金を設立
ルクセンブルク、2025 年 12 月 18 日 - シズベルは、中小企業がセルラー IoT プールの下で低コスト、場合によっては無償でライセンスを取得できるよう支援するための新たな基金を立ち上げました。この取り組みは、知的財産リスクを軽減しながら金銭上のリスクを最小限に抑える形で、中小企業がライセンス対象製品を活用して市場に参入できるようにすることを目的としています。
この取り組みの下でシズベルのセルラー IoT ライセンスを取得する中小企業は、ライセンス開始当初の 2 年間に販売された最初の 2,000 台について、ロイヤリティの支払いが発生しません。代わりにシズベルが、この目的のために設けた特別基金から、関連するロイヤリティを特許権者に支払います。この支援は、資金が存続する間、先着順で中小企業に提供され、
全世界で利用可能です。少量生産で IoT 市場に参入する中小企業に対し、ロイヤリティの支払いや第三者による特許権行使の責任を問われない環境を提供することで、市場参入を後押しできるように設計されています。これにより、中小企業は製品の開発、顧客需要の検証、サービスの改善といった、重要な業務に集中できるようになります。言い換えると、将来知的財産義務を果たす用意をしながら、学習し、成長し、商業的な足場を構築する自由を得られるということでます。
なお、販売台数が 2,000 台を超えるか、無償期間の 2 年を越えた時点で、シズベルのセルラー IoT の他のライセンシーと同じく、透明性の高い通常の料率が適用されます。これにより、すべての市場参加者にとって公平な競争の場が確保されます。
独立機関の調査によると、シズベルのセルラー IoT プールライ センスは、NB-IoT および LTE-M 技術に関する関連 SEP の半数以上をカバーしています。本プログラムには、30 社以上の世界をリードするイノベータが参加しており、特許ライセンスを提供しています。
IoT は、コネクテッド社会の真の価値を引き出す多くのソリューションにおいて、中小企業が重要な役割を果たす市場として認識されています。2022 年に創設されて以来、シズベルのセルラー IoT は、IoT 特有の市場環境に対応するため、さまざまな先進的な取り組みを行ってきました。
具体的には、小規模な企業が SEP ライセンスについて理解を深めるための教育に対する大規模な投資、
NB-IoT および LTE-M 技術普及の促進を意図したロイヤリティ料率の設定、
モジュールメーカーと連携した、その顧客への円滑なライセンス供与の仕組みづくりなどです。
さらに最近では、シズベルが保有する IoT 標準必須特許のライセンスを侵害した中小企業に対し非公開の調停を提案するという、WIPO 推奨の誓約に最初に署名した企業の 1 社となりました。
今回の発表は、SEP ライセンスに初めて取り組む可能性のある中小企業をサポートするための、さらなる一歩となります。
セルラー IoT プログラムマネージャの Sven Torringer は次のように述べています。「シズベルは今回の取り組みを発表できることを誇りに思っており、ライセンス取得への第一歩を踏み出そうとしている企業を積極的にサポートしてまいります。セルラー IoT 技術が市場で飛躍するのを見ることが当社の望みであり、事業を拡大するうえで企業が必要とする確実性を提供することに、当社は一貫して 重点を置いてきました。この基金が、小規模な企業や新興企業がライセンス取得のプロセスについてさらに学び、持続的に成長するための計画を立てられるきっかけとなってくれることを、当社は期待しています。」
シズベルについて
シズベルは、特許権者と技術の利用を希望する人々の両方のニーズを橋渡しするコラボレーション、創意工夫、効率の重要性への信念を原動力にしています。複雑で常に進化を続ける市場において、柔軟で利用しやすい商業化ソリューションの開発と実装を通じ、公平な競争の場を確保することを指針としています。
シズベル | イノベーションの推進
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