AV1 について

AV1(AOMedia Video 1)は、主にインターネット上で動画サービスをサポートするために、Alliance for Open Media によって発表されたビデオ符号化フォーマットです。Alliance for Open Media は Apple、Arm、Cisco、Facebook、Google、IBM、Intel、Microsoft、Mozilla、Netflix が 2015 年に設立した業界コンソーシアムであり、ロイヤリティフリーのライセンスポリシーを採用しています。

AV1 は、Google が WebM プロジェクトで開発した VP10、Mozilla/Xiph の Daala コーデック、Cisco の Thorなど独立した既存のプロジェクトの統合により開発されました。リファレンスコードの一部のリリースは、2016 年から 2018 年の間に公開され、仕様の最初のバージョンは、Alliance for Open Media によって 2018 年 3 月 28 日にリリースされています。

AV1 は、リアルタイムアプリケーション(WebRTC など)と、4K、HDR、高フレームレート形式を含む規格および高品質コンテンツの圧縮用に設計されています。

また、AV1 は非可逆圧縮および可逆圧縮をサポートし、スケーラブルな形式に対応します。

AV1 に関するその他の技術情報については、次のサイトをご覧ください。 https://aomedia.org/av1-features/get-started/

ビデオコーデックの未来は私たちの手に

イノベーションは社会全体に利益をもたらしますが、研究開発は多くのコストと時間を要します。このような研究開発活動が公正な対価を受け取れないならば、継続的な技術革新へのインセンティブは低下してしまいます。研究開発活動を支援するための資金の確保は、イノベーションエコシステムを育成する上で不可欠です。

ビデオコーデックの歴史の詳細については、キャンペーン動画をご覧ください。

特許権者

シズベルは、以下の特許権者が保有または管理する AV1 特許に対して非独占的ライセンスを付与する権利を有します。

  • B1 Institute of Image Technology, Inc.

  • Dolby International AB

  • Electronics and Telecommunications Research Institute (ETRI)

  • Dolby Video Compression, LLC(旧 GE Video Compression, LLC)

  • Godo Kaisha IP Bridge

  • IDEAHUB Inc.

  • Intellectual Discovery

  • JVCKENWOOD Corporation

  • Korea Advanced Institute of Science and Technology (KAIST)

  • Korean Broadcasting System (KBS)

  • Koninklijke Philips N.V.

  • Nippon Telegraph and Telephone Corporation

  • NTT Docomo

  • Orange S.A.

  • RAI - Radio Televisione Italiana S.p.A.

  • Sejong University

  • SK Planet Co., Ltd.

  • SK Telecom

  • Toshiba Corporation

  • Xylene Holding S.A.*

*Xylene Holding S.A. が保有する特許には、Mitsubishi Electric Corp. が以前に保有していた特許が含まれます。

特許

シズベルは、特許パンフレットに記載された AV1 規格に関連する特許について、非独占的ライセンスを付与する権利を有します。関連資料は下記よりダウンロードいただけます。

以下の文書内の表は、シズベルによってライセンスされる AV1 特許がこれらの規格に準拠した製品でどのように利用されているかを理解できるよう、関連する規格と該当セクションを示しています。

AV1 特許パンフレット *

注:Xylene Holding S.A. が保有する特許には、かつて Mitsubishi Electric Corp. が保有していた特許が含まれます。

* 特許パンフレットおよび特許リストは、新たな評価が完了した場合、随時補足および更新されます。

AV1 ライセンス条件

シズベルは、AV1 規格に関する特許に対し、ロイヤリティが発生する移転不可かつ譲渡不可で、サブライセンスを付与する権利のない非独占的ライセンスを提供します。本ライセンスは、AV1 規格を実装するすあらゆるコンシューマー製品を対象としています

シズベルが提供するライセンスは、チップセット、半導体部品、組み込みモジュールなどの部品やサブアセンブリには適用されません。

ロイヤリティ料率は製品単位で 設定され、下表のとおり、AV1 仕様を実装するコンシューマー機器に適用されます。

 

標準レート

コンプライアントレート

消費者向けディスプレイデバイス*

0.32 ユーロ

0.24 ユーロ

消費者向け非ディスプレイデバイス**

0.11 ユーロ

0.08 ユーロ

*消費者向けディスプレイデバイスとは、データまたは画像の視覚的な表示や表現が可能なコンシューマー製品を指し、スマートフォン、タブレット、ノートパソコン、コンピュータ、コンバーチブル端末、テレビ、ビデオプロジェクタ、ディスプレイ付きのカメラや、ビデオカメラなどが含まれますがこれらに限定されません。

**消費者向け非ディスプレイデバイスとは、データや画像を視覚的に表示・提示できないコンシューマー製品を指し、 セットトップボックス、ビデオおよびゲームコンソール、仮想現実/拡張現実デバイス、ドングル、デコーダーおよびプレーヤー、ホームシアターおよびストリーミングメディアプレーヤー、ディスプレイなしのカメラやビデオカメラ、ディスプレイなしのデスクトップ PC、グラフィックカードなどが含まれますがこれらに限定されません。

ライセンシーが AV1 ライセンス契約に基づく義務を完全に遵守している場合、ライセンス対象の各製品に対して適用されるロイヤリティ料率はコンプライアントレートとなります。

上記の製品単位のランニングロイヤリティ方式の代わりに、数量コミット方式を選択することも可能です。この方式では、以下の表に従い、関連する AV1 製品のコミットされた数量に対して、ロイヤリティを1 年(暦年)ごとに前払いで支払います。

消費者向けディスプレイデバイス 

最小確約しきい値(台数) 

最大確約しきい値(台数) 

製品 1 台当たりに適用されるロイヤリティ料率 

1  

100,000  

0.168 ユーロ

100,001  

1,000,000  

0.156 ユーロ

1,000,001  

25,000,000  

0.144 ユーロ

25,000,001  

75,000,000  

0.132 ユーロ

75,000,001 以上  

無制限 

0.120 ユーロ

消費者向け非ディスプレイデバイス 

最小確約しきい値(台数) 

最大確約しきい値(台数) 

製品 1 台当たりに適用されるロイヤリティ料率 

1  

20,000  

0.056 ユーロ

20,001  

200,000  

0.052 ユーロ

200,001  

5,000,000  

0.048 ユーロ

5,000,001  

14,000,000  

0.044 ユーロ

14,000,001 以上  

無制限 

0.040 ユーロ

詳細については、 別途お問い合わせください

シズベルの AV1 ライセンスプログラムに基づくライセンスすべての契約条件は、 AV1 契約をご参照ください。

ライセンシーの数

現在、 VP9 / AV1 特許を対象とするライセンス契約を締結している企業の数は以下の通りです。

現在の VP9/AV1 ライセンシー

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*このセクションは定期的に更新されます。

文書

利便性を考慮し、以下のライセンス申請の完了のための補足文書を作成しました。

組織図の例

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