シズベル、Wi-Fi マルチモードプールを開始 / Ericsson のライセンス事業が好調 / Nokia、5 社目の中国自動車企業とライセンス契約 / 東京地裁の標準必須特許に関する新たな運用 / ほか多数

カテゴリ
週刊まとめニュース
日付
2026年1月26日

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先週、シズベルは新たな Wi-Fi マルチモードパテントプールの立ち上げを発表しました。この画期的なプログラムにより、多世代 Wi-Fi テクノロジーをけん引する大手グローバル企業各社が保有する標準必須特許に、ワンストップでアクセスできるようになります。参加企業は、Huawei、KPN、Mitsubishi Electric、Orange、Panasonic、Philips、SK Telecom、Wilus、ZTE、およびシズベルの系列会社の Aegis 11 SA の 10 社です。このうちの 4 社(Huawei、Panasonic、Philips、ZTE)は、ライセンサーであると同時にライセンシーとしても参加しています。またこれら 4 社に加え、Sony Group Corporation が早期の段階でこのプログラムに参加したことからも、本プールの価値が証明されています。

Wi-Fi マルチモードプールは、過去 3 年間にわたり Acer、Netgear、Cisco、HP など、約 40 社と契約締結したシズベル Wi-Fi 6 プールの成功を基盤とし構築するものです。新たに Wi-Fi 7 の標準必須特許も追加されたことで、今後数年にわたり必須となる Wi-Fi の権利を効率的に利用できるようになります。Sisvel Insights に寄せた記事で、当社 CEO である Mattia Fogliacco がシズベルの将来に強い期待を寄せていたのもうなずけます。

このほか、Ericsson と Nokia の市場での動向が注目を集めました。まず、Ericsson が年次決算を発表し、特許ライセンス事業において記録的な収益を達成したことが伝えられました。Nokia は、中国の自動車業界で 5 社目となるライセンシーを獲得したことが明らかになりました。一方、日本では、東京地裁が原告側に配慮した標準必須特許訴訟ガイドラインを新たに発表しました。しかし、シズベルジャパン代表取締役の清水克則は、このガイドラインが真のゲームチェンジャーとなるかどうかは今後の動向を注視する必要があるとコメントしています。

以下に紹介する記事は、内容に賛同しているためではなく、指摘する価値がある注目すべき情報と思われるため取り上げていることをご了承ください。

マーケット

シズベルが、Wi-Fi マルチモードプログラムの開始を発表しました。これにより、特許権者 10 社が保有する Wi-Fi 6 および Wi-Fi 7 特許のライセンスを利用できるようになります。また、SONY がライセンシーとして参加したことが明らかになりました。詳細はこちら(シズベル Wi-Fi マルチモード)IAM も参照 🔒

Ericsson が発表した最新の年次決算によると、2025 年度の特許ライセンス収益は過去最高となり、年間のロイヤリティ収入が 14 億ドルに達したことが伝えられています。詳細はこちら(Ericsson)IAM も参照🔒

Nokia の無線技術部門の最高ライセンス責任者である Susanna Martikainen 氏は、同社が 5 社目の中国自動車メーカーと 2G~5G のライセンス契約を結んだことを発表しました。詳細はこちら(Nokia ブログ)

LG Electronics は、デジタルテレビや PC ディスプレイを対象とする InterDigital-Sony 共同ライセンスプログラムに参加しました。詳細はこちら(IAM) 🔒

Access Advance は、2025 年第 4 四半期において好調な業績を収めました。詳細はこちら(Access Advance プレスリリース)

法務関連

東京地方裁判所が、標準必須特許訴訟のガイドラインを新たに発表しました。スピード、構造、和解に重点を置いた内容ですが、これが実務上のゲームチェンジャーとなるかどうか今後の推移を見守る必要があります。詳細はこちら(Sisvel Insights)

来週、ドイツ連邦司法裁判所で VoiceAge EVSHMD Global の間の紛争が審理される際、欧州委員会が「アミカスキュリエ」として口頭弁論を行う予定です。詳細はこちら(ip fray LinkedIn)

LG Electronics は、Transsion を相手取り、4G/5G 標準必須特許の侵害訴訟をデリー高等裁判所に提訴しました。詳細はこちら(IAM) 🔒

政策と意見

先日よりシズベルの組織体系が変わり、これが大きな成功につながりました。その理由について、シズベルの CEO、Mattia Fogliacco が説明します。詳細はこちら(Sisvel Insights)

米国特許商標庁(USPTO)における PTAB 制度の一連の変更に伴い、2025 年第 4 四半期の IPR(当事者系レビュー)の申立件数は大幅に減少しました。詳細はこちら(RPX LinkedIn)

インドは、市場規模はもとより、差し止め命令による商業的影響が大きいことから、標準必須特許に関する極めて重要な裁判地になっていると、Prathiba Singh 判事はコメントしています。詳細はこちら(IAM) 🔒

戦略と分析

Patently の新たなレポートによると、Wi-Fi 6 特許の筆頭保有者は Huawei であることが伝えられています。詳細はこちら(ip fray)

Amazon および Warner Bros の幹部は、最近の LES イベントで、ストリーミングコンテンツの新しい特許ライセンスモデルについて懸念を表明しました。詳細はこちら(IAM) 🔒

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