Nordic とシズベルが IoT の大型契約を締結、Avanci の 5G ライセンス取得企業がさらに追加、Ericsson が 6G の最新動向を発表、Uber の知財部門リーダーが米国の損害賠償制度の再考を提言、など 

カテゴリ
週刊まとめニュース
日付
2024年5月13日

Sisvel Insights 週刊まとめニュースの最新号へようこそ。この 7 日間で目に留まった SEP の世界に影響するニュース、分析、データポイントをまとめてお届けします  

先週、シズベルは画期的な契約を発表しました。これは、ノルウェー企業である Nordic Semiconductor の IoT 顧客が、シズベルのセルラー IoT パテントプールを通じて、LTE-M および NB-IoT の標準必須特許を保有する 30 社以上の特許権者から、最終製品のライセンスを簡便かつ効率的に取得できるようにするものです。  

その他の動きとしては、Avanci が 5G 自動車プログラムの新たなライセンシー 2 社を発表し、Ericsson が 3GPP および ITU における 6G の標準化タイムラインに関する最新情報を公開しました。一方、Uber の知財担当ディレクターである Chris Storm 氏は、米国裁判所における特許損害賠償の算定方法について、侵害者の利益ではなく、原告が実際に被った損害(事実上の損害)に焦点を当てるべきだと主張する論文を発表しました。   

以下に紹介する記事は、内容に賛同しているためではなく、指摘する価値がある注目すべき情報と思われるため取り上げていることをご了承ください。  

法務関連 

米国デラウェア州地方裁判所の裁判官が PC メーカー HP Inc. の独占禁止法に基づく反訴を棄却したことで、Nokia は引き続き同社に対してビデオコーデックに関する標準必須特許の主張を行うことができます。この判決では、HP が関連市場の存在を適切に主張できていないと判断されました。 Nokia による米国でのビデオコーデック標準必須特許(SEP)の主張が HP に対して継続中 ― IAM(iam-media.com) (有料記事) 

カリフォルニア州の連邦裁判所は、Mediatek が IP Value と違法に提携し、スマートテレビ向けチップ市場において同社の競合企業である Realtek を標的とした根拠のない訴訟を起こしたとする訴えを却下しました。 チップメーカーの MediaTek、特許「報奨金」スキームをめぐる Realtek の訴訟を退ける | Reuters 

マーケット 

シズベルと Nordic Semiconductor が画期的な契約を締結したことで、Nordic の顧客が、シズベルのセルラー IoT パテントプールにおいて現在利用可能な数千件の標準必須特許に対し、ワンストップでライセンスを取得できるようになります。 シズベル | Nordic とシズベル、セルラー IoT SEP ライセンスの合理化で合意 

Avanci は、自社の 5G 車載プログラムにおける最新のライセンシーとして、Volvo Cars および Polestar を発表しました。 LinkedIn | Laurie Fitzgerald  

Ericsson は、3GPP および ITU における 6G の標準化に関する最新のタイムラインと、6G 設計に対する自社の基本理念を公開しました。 6G 標準化のタイムラインと基本方針 ― Ericsson 

Via Licensing Alliance の社長である Heath Hoglund 氏は、2023 年の MPEG LA の買収について「さらなる機会を得るための好機」と説明しました。 Via LA 社長 Heath Hoglund 氏とって過去最大となった年の舞台裏 ― IAM(iam-media.com) (有料記事)  

分析/オピニオン 

Uber の知財法務ディレクターである Chris Storm 氏は、合理的なロイヤリティ料率の設定において、米国裁判所は 1946 年特許法に従い、侵害者の利益ではなく、原告が実際に被った損害(事実上の損害)を証明することを求めるべきだと、新たな論文の中で主張しています。 一連の歴史的偶然:Chris Storm 氏による論考:合理的ロイヤリティ料率算定における利益と損害の比較SSRN 

中国が国内の標準必須特許(SEP)パテントプール創設を成功させるには、国外の専門知識を取り入れる必要があります。 中国の SEP プール創設には海外からの支援が不可欠 ― IAM(iam-media.com) (有料記事) 

シズベルのシニアリーダーシップチームに新たに加わった法務顧問の Steve Jedlinski が、自身の知財分野でのキャリア、社内弁護士への転身、そして民間実務で複雑な技術紛争に対応して得た教訓について語ります。 シズベル | シズベルの新しい法務顧問弁護士の紹介 

現在進行中の訴訟における最近の判決は、 G+ Communications 対 Samsung Electronics 訴訟において、 「FRAND に半ばしか準拠していない」特許権者にとってのリスクを浮き彫りにしました。 G+ Communications 対 Samsung:FRAND に「半ばだけ準拠」することの危険性(ipwatchdog.com) 

統一特許裁判所による最初の標準必須特許(SEP)関連判決はドイツの先例と非常に一致しており、これは世界的なライセンス紛争の解決を目指す SEP 権利者にとって魅力的な裁判所となる可能性があります。 新しい時代の到来?まだ時期尚早:統一特許裁判所、初の標準必須特許(SEP)判決はドイツの判例と一致 | Mintz 

日本の裁判所が規格実施者に有利であるという一般的な見解は誤りであると、日本における主要な SEP 専門弁護士の 1 人が述べています。 SEP カウチ:松永章吾氏が語る、日本における SEP と法律(ipwatchdog.com) 

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