インド通信各社が 6G の標準必須特許(SEP)を狙う動き、Huawei が欧州で Netgear を提訴、中国当局が Avanci に送付した独占禁止書簡の分析、日本の標準戦略計画、など 

カテゴリ
週刊まとめニュース
日付
2024年8月26日

Sisvel Insights 週刊まとめニュースの最新号へようこそ。この 7 日間で目に留まった SEP の世界に影響するニュース、分析、データポイントをまとめてお届けします 

インドの報道によると、同国の通信各社は、今後 3 年以内に 6G 技術に関する世界全体の標準必須特許(SEP)の 10% を保有し、国際標準への貢献の 6 分の 1 を担うという目標を掲げているとのことです。これは「言うは易く行うは難し」とも言えますが、もし実現すれば、近年 SEP/FRAND における重要な司法管轄区域として台頭しているインドが、世界戦略においてさらに大きな役割を果たすことになるのは間違いありません。   

その他のニュースとして、Huawei が欧州で Netgear を相手取り、Wi-Fi 6 関連の特許侵害訴訟を新たに提起したことが明らかになりました。また、Xiaomi が推薦した意見記事では、中国国家市場監督管理総局が Avanci に対して独占のリスクに関する自主点検と是正を求めた最近の書簡について、詳しく分析されています。また、日本政府が規格を活用して国内企業に新たな市場機会を創出するための国家戦略を策定する計画を立てているとの報道もありました。  

以下に紹介する記事は、内容に賛同しているためではなく、指摘する価値がある注目すべき情報と思われるため取り上げていることをご了承ください。 

法務関連 

Huawei は、ドイツおよび統一特許裁判所(UPC)において、Netgear に対する Wi-Fi 6 関連の特許侵害訴訟を提起しました。 Huawei 対 Netgear の新たな訴訟がミュンヘンおよび UPC で確認され、来週には暫定会議が予定されています。WiFi 6 標準必須特許(SEP) ― ip fray 

Philips は、3G および 4G の SEP のライセンス料率を決定するはずだったデラウェア州の陪審裁判が中止されたことを受け、Thales に対する米国での訴訟を取り下げました。 Philips、陪審裁判中止により FRAND 訴訟を取り下げ ― Law360  

KPN が Xiaomi との標準必須特許(SEP)訴訟で主張していた特許が、ドイツ連邦特許裁判所によって無効と判断されました。 Xiaomi、Bardehle とともに KPN 特許を一審で無効化(juve-patent.com) 

ミュンヘン高等地方裁判所は、標準必須特許(SEP)関連の訴訟で TP-Link に対して差し止め命令を執行する前に Atlas Global が支払う必要がある担保額を、2,000 万ユーロ以上引き上げました。 ミュンヘン控訴裁判所、WiFi 6 SEP 訴訟における担保額を 400 万ユーロから 2,600 万ユーロに増額:Atlas Global 対 TP-Link ― ip fray 

Qualcomm が統一特許裁判所(UPC)において、Transsion に対して新たに提起した音声コーデック特許に関する訴訟の詳細が明らかになりました。 投稿 | LinkedIn 

マーケット 

インドの通信企業は、今後 3 年以内に 6G 標準必須特許(SEP)の保有割合 10% を目指しています。 インド通信事業者、今後 3 年で 6G 特許の 10% 保有を目指す | Business Standard(business-standard.com)  

IAM によると、Hyundai および Kia は Access Advance の VVC プログラムに参加し、パテントプールのライセンサーとなった初の自動車 OEM であるとのことです。 Hyundai、将来の SEP ライセンサーを目指して前進 ― IAM(iam-media.com)   

Acer のライセンスおよび訴訟担当責任者である Kate Shang 氏は、同社がロイヤリティ収入源としてパテントプールをますます活用していることを明らかにしました。 Acer、ライセンス推進のためパテントプール活用を強化、IP・訴訟責任者が明言 ― IAM(iam-media.com)  

ベトナムの電気自動車メーカー VINFAST が、Avanci の 2G~4G 自動車向けプログラムの最新ライセンシーとなりました。 投稿 | フィード | LinkedIn  

政策関連 

日本政府は、国際標準を活用して新たな市場を創出し、国際的なビジネス機会を拡大するための国家戦略を、2025 年春までに策定する予定です。 投稿 | LinkedIn 

分析/オピニオン 

中国国家市場監督管理総局が Avanci に対し、独占リスクの自己点検および是正を求めた最近の書簡は、同国におけるパテントプールの新たな課題を浮き彫りにしています。 SEP/FRAND Hub 2023/2024 ― IAM(iam-media.com) 

統一特許裁判所(UPC)における一連の早期和解は、EU 全域を対象とする差し止め命令の脅威が、紛争解決に向けた強力な手段であることを示唆しています。 和解の夏:Nokia、Seoul Semiconductor、NST が紛争終結(juve-patent.com) 

英国知的財産庁が最近開設した標準必須特許(SEP)情報ハブは、初の試みとして評価されています。 SEP/FRAND Hub 2023/2024 ― IAM(iam-media.com) 

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