Hoglund がシズベルの CIPO に就任 / Wilus が Asus に対する差し止め命令を獲得 / Nokia と Hisense が映像分野で合意 / ミュンヘンと WDTX の間で紛争が勃発 / ほか多数
Sisvel Insights 週刊まとめニュースの最新号へようこそ。この 7 日間で目に留まった SEP の世界に影響するニュース、分析、データポイントをまとめてお届けします。
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FRAND/標準必須特許の分野では、1 月の最初の 1 週間でさまざまな動きがありましたが、その中でも特にシズベルで大きな動きがありました。Via Licensing の前社長である Heath Hoglund が、当社初の最高知的財産責任者として入社しました。Hoglund は、ライセンスおよびプログラム管理担当責任者である Nick Webb および David Muus と緊密に協力しながら、当社のグローバルなパテントプール事業を統括する責任を担うことになります。
Via Licensing、そしてそれ以前に IP および標準化担当バイスプレジデントを務めた Dolby で、Hoglund は長年にわたって非常に優秀な実務家であることを証明し、幾度となく優れた成果を上げてきました。同氏はパテントプールの開発を成功させ、ライセンサーとライセンシーにとって莫大な価値を生み出しながら、必須技術への公平なアクセスを可能にする協調的でバランスの取れたライセンスモデルの導入を業界で推進したことで広く知られています。
シズベルがそのビジネス領域を拡大する うえで Hoglund の専門性は、きわめて重要な役割を果たすことになるでしょう。またこの人事により、Mattia Fogliacco CEO は、会社全体の未来の形成にさらに注力できるようになります。Mattia は次のように述べています。「Heath は、すでに優れたチームをさらに強力にしてくれる存在です。その専門知識は、当社の戦略的野心に向けての取り組みにおいて大いに役立つことでしょう。」当社は Hoglund をチームに迎えられたことを心から嬉しく思います。
このほか、Wi-Fi 6 の SEP に関連する紛争では、Wilus がミュンヘン地方裁判所で Asus に対する差し止め命令を獲得し、Nokia と Hisense はビデオ技術分野における両社間の訴訟を終結させることで合意しました。また、テキサス州西部地区連邦地裁とミュンヘン地方裁判所という、世界で最も多く特許訴訟が提起されている 2 つの裁判所間で今後対立が生じるの可能性についても分析が行われました。
以下に紹介する記事は、内容に賛同しているためではなく、指摘する価値がある注目すべき情報と思われるため取り上げていることをご了承ください。
マーケット
シズベルは、Heath Hoglund 氏を同社初の最高知的財産責任者に任命したことを発表しました。同氏は、シズベルのパテントプール事業をグローバルに統括する役割を担います。詳細はこちら(Sisvel Newsroom)。IAM 🔒 および Law360 も参照🔒
Nokia は Hisense と、ビデオ技術の使用に関するロイヤリティ支払いを伴う複数年ライセンス契約を締結したことを明らかにしました。詳細はこちら(Nokia)
InterDigital は、セルラー、Wi-Fi、HEVC 技術を対象とする 5 年契約で、中国の大手ベンダー(報道によれば Xiaomi)とのライセンス契約を更新しました。詳細はこちら(InterDigital)。IAM も参照🔒
Roku は、Access Advance が運営する動画配信プールおよび HEVC Advance プールのライセンスを取得し、これにより Dolby との訴訟に終止符を打ちました。詳細はこちら(IAM) 🔒
Oppo は、ライセンシーとして VVC Advance プールに参加し、HEVC Advance プールでのライセンスを延長しました。詳細はこちら(Access Advance)
法務関連
ミュンヘン地方裁判所は、Wi-Fi 6 の SEP に関する Asus と Wilus の間で係争中の訴訟において、Asus に対する差し止め命令を Wilus に認めました。詳細はこちら(IAM) 🔒
中国の最高人民法院が昨年の夏に下した判決が今回初めて明らかになりました。同判決では、中国との強い結び付きがある場合、中国の裁判所はパテントプールの料率を見直す管轄権を有するとの判断を示しました。詳細はこちら(ip fray)。MLex も参照 🔒
統一特許裁判所は、InterDigital が Amazon に対して認められた反暫定ライセンス差し止め命令について、その執行停止を認めない判断を示しました。詳細はこちら(MLex)🔒
政策と意見
SEP の規制を撤回する欧州委員会の決定をめぐり、欧州議会が行った CJEU への提訴の概要が公表されました。詳細はこちら(EUR-LEX)
英国知的財産庁長官は、英国が UPC 協定に再加盟する可能性について議論しています。詳細はこちら(MLex) 🔒
英国ビジネス・通商省は、ブレグジット後の技術移転包括的適用免除指令案を公表しました。詳細はこちら(GOV.UK)
Tesla は英国最高裁への控訴を断念し、Avanci から 5G 特許ライセンスを取得すべきと考えられます。詳細はこちら(ip fray)
今こそ規制当局は、民間主導、市場主導の自主的な標準開発が疑う余地のない成功を収めていることを認識すべきです。詳細はこちら(Richard S Taffet LinkedIn)
戦略と分析
ミュン ヘン地方裁判所とテキサス州西部地区連邦地裁(WTDX)という、欧米で最も多忙な 2 つの特許裁判所の間で新たな対立が生じつつあります。詳細はこちら(Roderick McConnell LinkedIn)
「概念」審査から「規格マッピング」審査への継続的な移行は、2025 年における標準必須特許実務の重要な進展の 1 つでした。詳細はこちら(Fish & Richardson)
優秀な知的財産部門は、世界クラスの製品・エンジニアリング組織と同様のスピード感と適応力を取り入れています。詳細はこちら(IAM)
