フランスで初のグローバル FRAND 料率の申立て、シズベルの C-IoT パテントプールへの賛辞、Nokia による標準必須特許(SEP)規則改正案、LG と Panasonic によるバッテリープールの立ち上げ、など

カテゴリ
週刊まとめニュース
日付
2024年6月03日

Sisvel Insights 週刊まとめニュースの最新号へようこそ。この 7 日間で目に留まった SEP の世界に影響するニュース、分析、データポイントをまとめてお届けします  

先週、Sun Patent Trust が、LTE-Advanced 規格に必須とされる特許の侵害を理由に Xiaomi を提訴した訴訟において、フランスのパリ司法裁判所に対し、世界的な FRAND 条件の決定を求めた初の SEP 権利者になったと報じられました。特許権者は、ETSI がフランスに拠点を置き、ETSI の FRAND 誓約がフランス法に関わる事項であることから、同裁判所が適切な審理の場であると主張しています。  

そのほか、Nordic Semiconductor が IAM のインタビューでシズベルのセルラー IoT パテントプールを称賛したほか、Nokia のライセンスチームの幹部が、EU の SEP 規制案の改善点を提言しました。また、リチウムイオン電池に関するパテントプールが立ち上げられたというニュースもありました。このほかにも多数の話題がありました。  

以下に紹介する記事は、内容に賛同しているためではなく、指摘する価値がある注目すべき情報と思われるため取り上げていることをご了承ください。      

法務関連 

Sun Patent Trust は、LTE-Advanced 規格に必須とされる特許の侵害を巡る Xiaomi との多国籍訴訟において、パリ司法裁判所に世界的な FRAND 条件の決定を求めた初の標準必須特許(SEP)権利者となりました。 Sun Patent Trust が LTE-A の SEP を巡って Xiaomi を提訴し、フランスでのグローバルな FRAND 料率の決定を求める。インドでも提訴 ― ip fray 

デリー高等裁判所は、特許侵害訴訟において逸失利益に基づく損害賠償を認める画期的な判決を下しました。 投稿 | LinkedIn  

統一特許裁判所(UPC)は、ミュンヘン、マンハイム、ミラノにおける新たな司法任命を発表しました。任命された判事の中には、標準必須特許分野で豊富な経験を有する人物も含まれています。関連の話題として、主要判事が UPC に移籍したことにより、デュッセルドルフの特許裁判所は解散されました。 Ulrike Voß 氏が UPC ミュンヘン支部の第 2 部門を担当 ― JUVE Patent(juve-patent.com) | デュッセルドルフ高等地方裁判所が特許部を解散 ― JUVE Patent(juve-patent.com) 

EU の単一特許制度開始から 1 年で、2 万 7,000 件以上の単一特許が発行され、統一特許裁判所では約 350 件の訴訟が提起されました。 単一特許制度:2 万 7,000 件を超える単一特許(europa.eu) 

マーケット 

シズベルのセルラー IoT プログラムは、細分化された IoT 市場が直面する「差し迫った」標準必須特許(SEP)ライセンス問題に対する、初の「現実的な」解決策であると、Nordic Semiconductor の Kristian Sæther 氏は IAM のインタビューで述べています。 シズベルと Nordic Semiconductor の IoT SEP 契約が、細分化された IoT 市場における「差し迫った」課題に対応 ― IAM(iam-media.com) (有料記事) 

LG Energy と Panasonic Energy は、新たなリチウムイオン電池に関するパテントプールを立ち上げました。このパテントプールは、ハンガリーを拠点とする Tulip Innovations が運営します。 LG Energy と Panasonic Energy がリチウムイオン電池パテントプールを立ち上げ ― IAM(iam-media.com) (有料記事)  

政策関連 

シズベルの上級知的財産顧問である Vincent Angwenyi が、技術移転や標準化に影響を与える主要な規制を含む、いくつかの重要な EU 政策について最新情報を提供しました。 シズベル | 標準必須特許(SEP)規制を超えて ― 注目すべき 3 つの EU 政策 

Ericsson は、提案中の標準必須特許(SEP)規制に関する 5 つの根強い誤解に反論する新たなファクトシートを公開しました。  SEP 規制に関する議論の実態 ― Ericsson  

USPTO の元長官、副長官、特許局長ら 5 名が Kathi Vidal 氏に対し、ターミナルディスクレーマ規則の変更案を撤回するよう求めました。同氏らはこの変更案を「違法」であり、「米国のイノベーション経済に深刻な損害を及ぼす」としています。 元 USPTO 幹部らが Vidal に対し、ターミナルディスクレーマに関する通知案(NPRM)の即時撤回を要請 ― ipwatchdog.com 

分析/オピニオン 

EU の提案中の標準必須特許(SEP)ライセンス規制にはまだ修正の余地があり、それによって欧州の通信技術のリーダーシップを維持できると、Nokia のモバイルデバイス担当最高ライセンス責任者 Susanna Martikainen 氏は主張しています。 欧州の通信技術リーダーシップが危機に直面 ― IAM(iam-media.com) 

規格や標準必須特許(SEP)において、経済的価値がどこで創出・獲得・移転され、ロイヤリティコストがサプライチェーン内でどのように顧客へ転嫁されているかを推測する方法。 知的財産ファイナンス:規格および標準必須特許(SEP)の価値とロイヤリティコストが、バリューチェーンを通じて消費者にどのように転嫁されているかを測定する 

新たな分析により、Huawei、Oppo、Vivo、Xiaomi などの中国の主要特許権者が、ブラジルにおける特許ポートフォリオを強化していることが明らかになりました。 中国の主要特許権者がブラジルを戦略地図に加える動き ― IAM(iam-media.com) (有料記事) 

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