Ericsson による Lenovo へのブラジルでの差し止め命令が維持、Nokia は Verifone とライセンス契約締結、VVC の先を見据えた動き、シズベルチームが表彰、など
Sisvel Insights 週刊まとめニュースの最新号へようこそ。この 7 日間で目に留まった SEP の世界に影響するニュース、分析、データポイントをまとめてお届けします
多くの動きがあった数週間を経て、ここ 7 日間はやや落ち着いた展開となりました。とはいえ、注目すべき出来事は数多くありました。Ericsson と Lenovo の間で長期化している多国間の標準必須特許(SEP)訴訟において、スウェーデン企業の Ericsson は、ブラジルにおける差し止め命令を Lenovo が覆そうとした試みが退けられたと明らかにしました。一方、Verifone は Nokia とライセンス契約を締結した最後の欧米の POS 決済端末メーカーとなり、両社間の法的紛争が終結しました。
また、IAM は次世代の動画コーデック規格の開発を目指す 14 社を特定しました(VVC の導入は始まったばかりにもかかわらず)。さらに、シズベルのチーム 7 名が世界有数の知財戦略家として評価されるという朗報もありました。
以下に紹介する記事は、内容に賛同しているためではなく、指摘する価値がある注目すべき情報と思われるため取り上げていることをご了承ください。
法務関連
ブラジルの控訴裁判所は、Ericsson が 2023 年後半から同国で Lenovo に対して執行してきた仮差し止め命令の解除を認めませんでした。 Ericsson、ブラジルでの SEP 控訴審で Lenovo に勝訴:仮差し止め命令が維持 ― ip fray
マーケット
Nokia は、3 月に特許侵害で提訴していた POS 端末メーカー Verifone と特許ライセンス契約を締結しました。これにより同社は、中国以外の全ての該当技術導入企業とのライセンス契約を完了したことになります。 Patrik Hammaren | LinkedIn 投稿
シズベルの専門家 7 名が、広範な調査と同業者からの評価に基づき、世界有数の知財戦略家を表彰する「IAM 300」2024 年版に選出されました。 シズベル | LinkedIn 投稿
Sisvel Insights は、第 2 四半期の出荷データについて総合的なレビューを公開しました。インターネット接続機器の各分野で堅調な四半期となりました。 シズベル | 市場データダイジェスト:スマートフォン、タブレット、PC において第 2 四半期は堅調な売上成長を記録
政策関連
Electronic Frontier Foundation(EFF)は、今後予定されている連邦巡回控訴裁判所での訴訟において、特許訴訟の透明性向上を訴える自身の立場を説明し ました。 EFF、連邦巡回控訴裁判所に特許訴訟の公開を要請 | Electronic Frontier Foundation
RESTORE 特許権回復法案が再提出されました。同法案は、米国最高裁の eBay 判決を事実上覆すものであり、「パテントトロール」論争を再燃させています。 特許差し止めの要件緩和法案が「パテントトロール」論争を再燃(bloomberglaw.com)
分析/オピニオン
14 社が、2028 年のリリースを目指して、VVC の次世代規格の開発に取り組んでいます。 Versatile Video Coding(VVC)の次に来るものとは― IAM(iam-media.com)
FRAND 交渉に関するワークショップでは、広範なポートフォリオ紛争の解決に向けた調停の有効性が示されています。 訴訟前調停:特許ライセンス紛争における溝を埋める手段として(ipwatchdog.com)
中国で知財を保有する 10 社が、同国における活発な特許訴訟の現状について語る 中国で最も活発な知財保有者との訴訟に関する対話 ― IAM(iam-media.com)
統一特許裁判所(UPC)における訴訟の大部分はドイツに集中していますが、一部の小規模な地域部門でも標準必須特許(SEP)訴訟が係属中です。 小規模地域部門では何が起きているのか(juve-patent.com)
