現在は独立した企業ですが、シズベルは1982 年にイタリアの主要テレビ機器メーカー各社による合弁事業として設立されて以来、家電業界とは深い関わりを持っています。

Indesit とイタリアの経済ブーム

シズベルの物語は、第二次世界大戦後のイタリアの経済ブームから始まります。イタリアの経済成長のおかげで、Indesit は白物家電、特に冷蔵庫の製造でリーダー企業へと急速な成長を遂げました。 この初期の成功を受け、先見の明を持つ Indesit 創業者兼 CEO の Armando Campioni は、技術力と美しさを兼ね備えたテレビを製造し、ブラウン管製品市場へのリーチ拡大を図りました。 そのビジョンを実現するため、Armando はテレビ業界のイノベーションを推進するべく Indesit 社内に研究開発部門を設置します。

1953
Indesit とイタリアの経済ブーム

Indesit のテレビ事業の立ち上げと衰退

先進的な研究開発に力を注いだとことで、卓越した製品が生まれました。 しかし不運なことに、Indesit のテレビ事業は、市場への浸透を図る上で克服できないいくつかの障害に直面しました。持続不可能な道を進むのではなく、Indesit はテレビ事業から撤退し、中核となる白物家電ビジネスに集中しました。 80 年代初頭の企業再編の一環として、Indesit はテレビ関連特許の広範なポートフォリオを含むすべての家電関連資産を売却しました。

1970
Indesit のテレビ事業の立ち上げと衰退

シズベル創業

Indesit の特許および商標部門の責任者であった Roberto Dini は、Indesit のポートフォリオの固有の価値を熟知していました。彼はイタリアの主要家電メーカー 3 社(Selo、Imperial、Brionvega)を説得し、共同で 200 以上の特許ファミリーからなる Indesit の革新的なテレビ関連の知財資産を取得しました。 この大規模なポートフォリオを管理するために、Roberto Dini はシズベルを設立しました。

1982
シズベル創業

新たなビジネスモデルの創造

シズベルは Indesit から取得した特許を管理し、そのメンバー企業を守ることで、瞬く間にイタリアの市場を保護する役割を担うことになります。イタリア企業が開発した特許技術の使用に対するロイヤリティを評価し、極東で製造された低価格製品の輸入に対してしっかりと対価が支払われるようにしました。

1983
新たなビジネスモデルの創造

シズベルのライセンス活動の進化

1990 年代の初めには、シズベルの主なライセンス業務が始まりました。主なライセンシーは韓国と日本の企業で、後にヨーロッパのテレビ製造企業にもライセンスを提供します。この時期、シズベルは活動の分野を拡大し、独自の特許ポートフォリオを開発してライセンスするようになりました。

1990
シズベルのライセンス活動の進化

第三者企業の特許ライセンス活動を開始

Indesit の特許管理で大きな成功を収めたことから、シズベルは Philips、Orange(旧 France Télécom)、TDF、IRT などの家電業界の主要な国際企業から、最も価値のあるデジタル音声技術 IP ポートフォリオの一部について、そのライセンス業務を引き受けることになりました。

1996
第三者企業の特許ライセンス活動を開始

イタリアから国際企業へ

グローバルな活動の成長に伴い、シズベルはワシントン D.C. 郊外に最初の海外オフィスを開設し、国際的な拠点を拡大しました。その後、アジア(香港と東京)にもオフィスを開設し、ヨーロッパでのプレゼンスも強化しました。

1997
イタリアから国際企業へ

40 年にわたるイノベーションの推進

2022 年 4 月、シズベルは創立 40 周年を迎えました。年月を経て、シズベルグループは最先端技術の普及を支えるために最適化されたライセンスソリューションを提供することで、イノベーションを推進する世界的リーダーへと成長しました。シズベルは、大手企業や研究機関と協力して、特許の可能性を最大限に引き出すと同時に、イノベーションエコシステム内での摩擦を軽減し、知的財産権の取引を円滑化します。

2022
40 年にわたるイノベーションの推進

現在のシズベル

シズベルは、3 大陸に 8 つのオフィスを展開する多国籍企業です。

シズベルグループは、モバイル通信、IoT、Wi-Fi、デジタル動画と放送、音声、動画の符号化/復号化などの重要なテクノロジー分野におけるライセンスプログラムの開発、推進、管理業務を行っています。

2023
現在のシズベル

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